二次検査（1日診断システム）
乳がん検診を受けられ、精密検査が必要と言われるととても不安なものです。精密検査で受診しても、検査の予約、次も予約では心配ですよね。当院ではマンモグラフィ、超音波の結果を当日のうちにお知らせする1日診断システムを導入し患者さんの不安の時間を最小限にしています。また、希望により癌の性質もわかる針生検もその日のうちに行えます。
日帰り手術
早期の乳がんなら、腫瘍周辺を切り取る手術とはじめに行きつくリンパ節（センチネルリンパ節）の検査のみですので日帰り手術で行えます。また、進んでしまった乳がんでも術前に抗癌剤を用いることで腫瘍が小さくなり、リンパ節転移が消失し、８割前後の患者さんがこの手術ですませることができます。当院では、静脈麻酔と局所麻酔を用いてほとんど痛みなしにその日のうちに帰宅することが可能です。
メスを使わない手術（ラジオ波による腫瘍焼）
拡がっていない乳がんなら手術を行わず、針を差し込むことで焼ききってしまいます。保険が利きませんので自費で32万円（含センチネルリンパ節生検）かかりますが、変形は最小限です。
特に乳頭より下に癌がある場合、通常手術では変形が強いので朗報です。この方法は、日本でもまだあまり普及しておらず、関東以北で行っているのは当院のみです。 もちろん、日帰りで可能です。
抗癌剤治療
乳がん治療の主役はすでに手術から薬物療法に移っています。海外では抗癌剤治療が積極的に導入され、死亡率が19%減少したとされています。 これに伴い、日本でも抗癌剤治療が多くなっておりますが、半～１日がかりとなり、仕事に影響してしまいます。
当院では、土・日曜、平日も夜７時まで行うことができ、４床の専門ベッドを効率的に使用し、点滴の時間の短縮も行え、仕事への影響を最小限にできます（他院からの紹介状が必要です）。
